康芳夫_philosophy
虚業家宣言(153):虚業商法十カ条:第五条『敵をつくれ』(2)

虚業商法十カ条:第五条『敵をつくれ』(2) なかでも、私が、いちばん恐いと思った”敵”は、意外に思われるかもしれないが、松下幸之助だった。 『松下幸之助を裁く』を印刷にかかった段階で、すぐに、ある大物総会屋が私の元へ飛ん […]

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虚業家宣言(89):執拗をきわめた妨害(2)

執拗をきわめた妨害(2) Qプロダクションがまずやったのは、ゴードン・ミルズを籠絡し、契約相手を私からQプロダクションへ乗り換えさせようという手である。そのためにQプロダクションは、なんと、こちらの五割増のギャラを払うと […]

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虚業家宣言(74):狂乱のステージ(3)

狂乱のステージ(3) ガードマンの制止も聞かばこそ、スカートのまくれ上がるのも気にせずに舞台上に十五、六人の女性が上がりこみ、トムめがけて突進。そこで、また、 「プリーズ・キス・ミー」 いちいち応えるトム。 今までの日本 […]

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虚業家宣言(149):虚業商法十カ条:第二条『他人の金を使え』

虚業商法十カ条:第二条『他人の金を使え』 日本人は金に関して実に気が小さい。元手になる金がなくては何もできないと思っているのも、その現われだ。 『成功する法』、『金儲けのヒケツ』などという本を読んでみると、その第一章には […]

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虚業家宣言(118):必要なドン・キホーテ的精神(1)

必要なドン・キホーテ的精神(1) 私は、ネス湖国際探検隊の”趣意書”にこう書いた。 −−−物質的繁栄に偏向し、ステロタイプな利便を指向する余り、精神領域の拡大と肉体的行動の充足に不毛をきたしている現代において、人間性の本 […]

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虚業家宣言(109):応募者二千人(3)

応募者二千人(3) 新聞広告が出て、三日間に、二千人を越える応募者があった。郵送では遅れをとるというので、ホテル・ニュージャパンの私の事務所に直接持参した人だけでも三百人はいる。 事拷局の電話は朝から鳴りっ放しで、係の者 […]

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