虚業家宣言(145):水中の視界ゼロ(2)
2020年5月25日
水中の視界ゼロ(2) スコッチ・ウイスキー作りには欠かせないスコットランド特有のピート(泥炭)、これが湖に流れ込んでいるため、水はコーヒー色に濁り、ダイバーが潜ると積った泥が黒雲のように舞い上がって視界をさえぎる。三十メ […]
虚業家宣言(124):主体性を欠く朝日新聞(2)
2019年9月24日
主体性を欠く朝日新聞(2) 続いて八月二十日の『天声人語』。 --- なんともご苦労でアホらしいことである。一億五千万円の金を使うなら、もう少しまともなチエがないものか。・・・・・・見せ物で客を呼ぶ「総隊長」とはいかがな […]
虚業家宣言(98):来日中止騒ぎの真相(2)
2018年10月5日
来日中止騒ぎの真相(2) ところが、それからわずか四日後の十二月二十一日、ゴードン・ミルズは、前言を取り消して、来日することにしたと再発表。利益の一部を児童福祉施設に寄付することにしたという。 これで、また人気が盛り上が […]
虚業家宣言(72):第六章 トム・ジョーンズ
2017年4月3日
第六章 トム・ジョーンズ 狂乱のステージ(1) 昭和四十八年二月十八日、夜七時五十分。超満員の大阪フェスティバルホールが一瞬、水を打ったようにシーンとなった。八割を越える女性客の視線が何かを求めるような期待感でステージの […]
虚業家宣言(110):二十世紀最大のロマン(1)
2019年5月9日
二十世紀最大のロマン(1) ここでカレンダーの日付を半年前の一月の時点に戻そう。 私がネッシー探検の企画を考え出したのはもう数年前、ちょうどクレイ戦のことで、アメリカと東京をあわただしく往復している時期だった。 クレイ戦 […]
虚業家宣言(116):生存の可能性は五分五分(3)
2019年7月9日
生存の可能性は五分五分(3) 私が隊員募集の広告に使った、例のネッシーが首を出している写真が撮られたのは一九三四年である。ケネス・ウィルソンという外科医の手になるもので、湖の北岸を車で飛ばしているときに岸から約ニキロほど […]