糸山英太郎のこと(4)
で、糸山クンの使いの者と称する男は、こういうことをやるのは、トム・ジョーンズで競合することになった康に違いない。そう判断して、私の事務所にオトシマエをつけに乗り込んで来たという次第であった。
むろん、これはまったくの濡れ衣で、糸山クンも、そのことは後に了解してくれた。トム・ジョーンズの公演が終わってから、私と山クンは手打ち式も済ませた。現在も友好関係を保っている。
このときのことは、糸山クンも『太陽への挑戦』(双葉社刊)の中で書いているが、やはり、R企画を中心とした、”呼び屋”が、法務省に圧力をかけたというのが真相らしい。呼び屋たちの意向を受けたとみられる某新聞の音楽担当記者が、連日、法務省に顔を出し、「ローリング・ストーンズは本当に来るのか?麻薬の前科があっても入国できるのだな!」と不気味なニュアンスをにおわせながら、しつこく担当の係に食さがった、とも糸山クンは書いている。事実なら、新聞記者の風上にも置けぬ男だ。
・・・・・・次号更新【滞日中の狂態ぶり】に続く
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