康芳夫、三島由紀夫を語る(12)
2024年1月22日
昭和四十四年 『ぜひ、あれを見つけ給え。あれこそは戦後最大の傑作だよ。マゾヒズムの極致を描いたまったく恐ろしい小説だ。出版する価値のある本だ』 そう三島由紀夫は小生に熱を込めて家畜人ヤプーの内容を語りつづけた。 康芳夫、 […]
沼正三のプロペラ航空機:劇的な人生こそ真実(萩原朔美:著)より・・・5
2019年8月23日
劇的な人生こそ真実―私が逢った昭和の異才たち 沼正三のプロペラ航空機・・・5 劇団員も数人がコンサートの仕事をサポートした。 私は寺山さんが作詞した曲と「男と女の数え唄」のバックに流す映像を16ミリのムービーカメラで撮影 […]
『諸君!』昭和57年(1982年)12月号:「家畜人ヤプー」事件 第二弾!倉田卓次判事への公開質問状:森下小太郎(連載26)
2016年11月1日
上手の手から水が漏れた(3) 天野哲夫氏が『ヤプー』の作者でないことを論証するうちに、いつの間にか、作者は倉田氏でしかあり得ないことになった。真実は一つなのだから、これも論理的必然であろう。 ※ 倉田氏よ、なぜそれほどま […]
「家畜人ヤプー完結版(ミリオン出版)」より---沼正三・・・2
2020年4月3日
「家畜人ヤプー完結版(ミリオン出版)」より---沼正三・・・2 「あしざまに国をのろひて言ふことを今の心のよりどころとす」(迢空『倭をぐな』)。国を呪い天皇を恨みつつ、男女の逆転と人種差別とを立国の原理とした美しく厳しい […]
沼正三のプロペラ航空機:劇的な人生こそ真実(萩原朔美:著)より・・・18
2020年1月15日
劇的な人生こそ真実―私が逢った昭和の異才たち 沼正三のプロペラ航空機・・・18 おそらく、象徴でも比喩でもなく感覚のなにかではないだろうか。脚の伸び具合。角度。ハイヒールの形状。曲線の陰影。ミニチュアのような流線型の機体 […]
康芳夫、三島由紀夫を語る(10)
2023年10月16日
昭和四十四年 『ぜひ、あれを見つけ給え。あれこそは戦後最大の傑作だよ。マゾヒズムの極致を描いたまったく恐ろしい小説だ。出版する価値のある本だ』 そう三島由紀夫は小生に熱を込めて家畜人ヤプーの内容を語りつづけた。 康芳夫、 […]





