虚業家宣言(75):音楽界へ乗リ出す(1)
音楽界へ乗リ出す(1) クレイ戦の興行的大成功によって私は、すでに何年間か遊んでいても食えるだけの金は手にしていた。 ハッキリ金額を書くわけにはいかないが、マイアミ、あるいはコート・ダ・ジュールに別荘でも買って、のんびり […]
虚業家宣言(76):音楽界へ乗リ出す(2)
音楽界へ乗リ出す(2) 一、世界的に超一流のシンガー、あるいはプレイヤーであること。 二、これまで一度も日本に来ていないこと。 そんな条件に当てはまるシンガー、あるいはプレイヤーは、さほど多くない。 最終的に私がピックア […]
滅亡のシナリオ(38):ヒトラーの影武者(ダブル)さえ、ノストラダムスは予言していた(1)
プロデュース(康芳夫) ノストラダムス(原作) ヒトラー(演出) 川尻徹(著)精神科医 川尻徹 ヒトラーの影武者(ダブル)さえ、ノストラダムスは予言していた(1) 実に理路整然とした川尻博士の論理だ。確かにヒトラーの伝記 […]
「家畜人ヤプー」贓物譚(ぞうぶつたん)・・・『潮』昭和58年(1983年)1月号より(連載5)
森下君は実は何にも知らないのだ・・・・・・(2) 私のペンネームが四つ五つありながら、当人は実は一人というのと、ただ一つの沼正三のネームに、実は,四つ五つの、あるいはそれ以上の人格が蔵されていた、というのと、皮肉な対照で […]
拝聴 康芳夫先生「神を呼ぶ男」:Fukujin N0.11 2006 より・・・2
拝聴 康芳夫先生「神を呼ぶ男」・・・2 上杉 無神論者だって仰っているので、宗教は関係ないわけですけど、まだ最終段階ではないっていうのがおもしろいと。 康 (笑) 上杉 虚業と宗教の話を書かれていたのはその通りだと思うん […]
原理主義がはびこる世の中はあぶない:虚人のすすめ―無秩序(カオス)を生き抜け (集英社新書)より抜粋
原理主義がはびこる世の中はあぶない 現代社会はおそろしく変化が激しい。人々の好みや価値観、企業が作り出す商品、すべてが絶え間なく流動し、変化し、動き、そうした雰囲気を眺めていると、まさに世の中は相対主義的な価値観ですべて […]
拝聴 康芳夫先生「神を呼ぶ男」:Fukujin N0.11 2006 より・・・3
拝聴 康芳夫先生「神を呼ぶ男」・・・3 櫻木 イリュージョンって言葉も出てきますよね。「世の中の全てはイリュージョンだから」って。 上杉 クローン計画進行中とか。あれは今でも進行中なんですか?「世界人類に貢献するクローン […]
ノアの方舟:読売新聞(1987年1月13日)
ノアの方舟:読売新聞(1987年1月13日) 旧約聖書の「ノアの方舟」の残がいをイラク、シリアの国境地帯で見つけようという日本人プロモーターらの探索計画が動き出し、十二日、関係者が都内のホテルで記者会見をした。 計画を進 […]
「家畜人ヤプー」贓物譚(ぞうぶつたん)・・・『潮』昭和58年(1983年)1月号より(連載9)
死者の国から呼び戻された幽霊・・・・・・(2) その後、徳間書店で本文校了の段階まで進行したケースもあるが、最終的には、検閲上のことでトップと編集担当・奥山君との見解の相違があり、私は担当者に与してこちらから原稿いっさい […]
「家畜人ヤプー」贓物譚(ぞうぶつたん)・・・『潮』昭和58年(1983年)1月号より(連載8)
死者の国から呼び戻された幽霊・・・・・・(1) 昭和三十四年であったか、三島由紀夫氏の推輓を得て、非公式ながら中央公論社・金子鐵麿氏との接触があった。この折より、私は沼正三当人でなく、代理人を名乗る。それも私自身が名乗り […]