家畜人ヤプー_japonisme
畜権神授説・沼正三『家畜人ヤプー』と日本神話の脱構築:巽孝之・・・その2

畜権神授説・沼正三『家畜人ヤプー』と日本神話の脱構築:巽孝之・・・その2 ピンチョン自身にしてみれば、これは男根的サイボーグ小説『重力の虹』を現在的視点より補完する意味においての、去勢主義的フェミニスト・サイバーパンクの […]

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家畜人ヤプーの考察(15):「ヤプー」の作者、沼正三氏が何人であるか、このことについて多くを語れないのが残念である

原理としてのマゾヒズム<家畜人ヤプー>の考察:安東泉・・・『血と薔薇』1969年 No.4より 「ヤプー」の作者、沼正三氏が何人であるか、このことについて多くを語れないのが残念である 性の解放は、実に通俗性からの解放にほ […]

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再び代理人天野哲夫君を通じて、今度はかなり進行した単行本出版の話を聞いた:沼正三

再び代理人天野哲夫君を通じて、. 今度はかなり進行した単行本出版の話を聞いた:家畜人ヤプー普及版(都市出版社)より・・・6 やがて『手帖』の稿も廃し、この方面に筆を完全に断った頃、天野哲夫君を通じて単行本化の話が持ち込ま […]

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逆ユートピアの栄光と悲惨:家畜人ヤプー解説(前田宗男)より・・・2

逆ユートピアの栄光と悲惨・・・2 ボードレールの「何処なりともこの世の外へ!」という切実な嗟息ないしは悲鳴が、出発を促して響く時、現実離脱の願望は、一個の軽気球よろしく、ゆらゆらと夢想の空へ舞いあがる。そして、現世への不 […]

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逆ユートピアの栄光と悲惨:家畜人ヤプー解説(前田宗男)より・・・8

逆ユートピアの栄光と悲惨・・・8 ところで、読者は問われるに違いない。ヤプーをそこまで虐待する白人の側に、いったい罪悪感は無いのか、と。結論を先に述べれば、そんなものは綺麗さっぱりと無いのである。 ヤプー猿人説は、最初政 […]

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畜権神授説・沼正三『家畜人ヤプー』と日本神話の脱構築:巽孝之・・・その29

日本神話を脱構築する:畜権神授説・沼正三『家畜人ヤプー』と日本神話の脱構築:巽孝之・・・その29 端的な例が、翻訳畜とでも呼ぶべきヤプーの創出である。完結編において、麟一郎はソフィア・ローレン著『畜人論の擁護』の訳出に精 […]

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