家畜人ヤプー_japonisme
”幻の作者”作戦成功す

”幻の作者”作戦成功す ある程度、売れる予想はついた。だが、どうせ出すからにはベストセラーにしたい、”出版プロデューサー”として私は、今度は『ヤプー』の売り出し作戦にとり組むことになった。 とりあえず、”幻の作者”で売る […]

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家畜人ヤプー_japonisme
SMと右翼の襲撃:1

風俗奇譚(昭和45年7月臨時増刊号)小説 沼正三【著:嵐山光三郎】 SMと右翼の襲撃:1 私は早速、『家畜人ヤプー』出版記念パーティーをくわだてた。当時銀座の高級クラブ「レッドミナー」を借りきってSMショーのような大イベ […]

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家畜人ヤプー_japonisme
「家畜人ヤプー」贓物譚(ぞうぶつたん)・・・『潮』昭和58年(1983年)1月号より(連載5)

森下君は実は何にも知らないのだ・・・・・・(2) 私のペンネームが四つ五つありながら、当人は実は一人というのと、ただ一つの沼正三のネームに、実は,四つ五つの、あるいはそれ以上の人格が蔵されていた、というのと、皮肉な対照で […]

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家畜人ヤプー_japonisme
『諸君!』昭和58年(1983年)2月号:「家畜人ヤプー」事件 第三弾!沼正三からの手紙:森下小太郎(連載36)

私の畜化願望・・・・・・(2) 沼正三の関心を示す次の如き書信もある。これには日付が明記されていないのだが、内容からして右と同じ頃のものと推察できる。 <私の畜化願望は、それ自身として相当進行していますから、兄と同程度に […]

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家畜人ヤプー_japonisme
康芳夫、三島由紀夫を語る(4)

昭和四十四年 『ぜひ、あれを見つけ給え。あれこそは戦後最大の傑作だよ。マゾヒズムの極致を描いたまったく恐ろしい小説だ。出版する価値のある本だ』 そう三島由紀夫は小生に熱を込めて家畜人ヤプーの内容を語りつづけた。 康芳夫、 […]

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お知らせ
トーク・イベント「ヤプー倶楽部」をカナザワ映画祭2017 from 金沢21世紀美術館で開催!

ヤプー倶楽部(トークショー)を熊切監督と小生で そして小生も衝撃をうけた熊切監督の鬼畜大宴会上映も実に楽しみである #家畜人ヤプー #鬼畜大宴会 #熊切和嘉 #康芳夫 トーク・イベント「ヤプー倶楽部」をカナザワ映画祭20 […]

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