康芳夫_philosophy
『虚人魁人 康芳夫 国際暗黒プロデューサーの自伝』(74):本間興業にしてやられる・・・1

虚人魁人 康芳夫 国際暗黒プロデューサーの自伝/康芳夫(著)より 本間興業にしてやられる(1) 神の「赤い呼び屋」としての成功話が日本全国に知れわたると、当然、その利権を狙って動きだす連中が現れる。この世界は食うか食われ […]

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『虚人魁人 康芳夫 国際暗黒プロデューサーの自伝』(11):二つの祖国・・・3

虚人魁人 康芳夫 国際暗黒プロデューサーの自伝/康芳夫(著)より 二つの祖国(3) 私の父も戦後日本の重要戦犯を収容した「巣鴨プリズン」に収監された。中華民国政府からの依頼による保護抑留、つまり委託抑留というのが正式な収 […]

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『虚人魁人 康芳夫 国際暗黒プロデューサーの自伝』(62):裏の処理係・・・2

虚人魁人 康芳夫 国際暗黒プロデューサーの自伝/康芳夫(著)より 裏の処理係(2) たとえば、京都で公演をする時は「京都新聞」に主催になってもらう。実際には名義主催と実質主催のふたとおりあって、当然、我々がひんぱんに実施 […]

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『虚人魁人 康芳夫 国際暗黒プロデューサーの自伝』(7):迫りくる戦争の影・・・1

虚人魁人 康芳夫 国際暗黒プロデューサーの自伝/康芳夫(著)より 迫りくる戦争の影(1) その頃の私は家に帰ってもその複雑な思いを毎日引きずっていた。当時、医院をやっていたので私の両親は近所のつきあいも非常に良かったし、 […]

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『虚人魁人 康芳夫 国際暗黒プロデューサーの自伝』(68):赤い呼び屋・・・1

虚人魁人 康芳夫 国際暗黒プロデューサーの自伝/康芳夫(著)より 赤い呼び屋(1) こんなに濡れ手で粟をつかむようにもうかったボリショイサーカスを生みだした仕掛けが、実は二つあった。一つは神がこだわった「手打ち」という興 […]

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『虚人魁人 康芳夫 国際暗黒プロデューサーの自伝』(19):ガラクタの生命力・武者小路実篤に会いに行く・・・1

虚人魁人 康芳夫 国際暗黒プロデューサーの自伝/康芳夫(著)より ガラクタの生命力・武者小路実篤に会いに行く(1) 当時の歌舞伎町は、いまの風林会館から職安通りに向かって裏側の一帯が進駐軍相手の連れこみ宿だった。けばけば […]

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