虚業家宣言(53):銀座、赤坂でのこ乱行(1)
2016年11月7日
銀座、赤坂でのこ乱行(1) 羽田での記者会見は大盛況だった。 旅の疲れで、初めブスッとしていたクレイも、VIPルームを満員にした記者たちに気を良くしたか、吹きに吹いた。 記者 相手のフォスターは、「クレイなんか六ラウンド […]
虚業家宣言(100):糸山英太郎のこと(2)
2019年1月9日
糸山英太郎のこと(2) 糸山クンは私と違い、「音楽は大衆のためにこそある」と言って、切符は最高二千八百円という考えられないような安値で売り出し、六万枚売りさばいていた。 ところが、一月四日に前売券の発売を開始し、その出足 […]
虚業家宣言(25):出版妨害を企てた松下幸之助
2016年2月1日
出版妨害を企てた松下幸之助 出版をやろうと決意したとき、私の腹には一つのプランがあった。どうせやるなら大きいとをやろう。といって、『創魂出版』そのものは、小も小、吹けば飛ぶような存在でしかない。 どうするか。 大きな相手 […]
虚業家宣言(91):二兎を追って二百万円損する(2)
2018年1月15日
二兎を追って二百万円損する(2) 売り値は三千万円。 ところが、私と『ラテン』側とが正式契約を交し、三千万円を受け取ることになっていたその当日、Qプログクション側が『ラテン・クォーター』にネジ込んだのである。 「山本さん […]
虚業家宣言(127):激励してくれた福田、知らなかった田中(2)
2019年10月15日
激励してくれた福田、知らなかった田中(2) 福田さんとは、もちろんパーティなどで挨拶したことぐらいはあるが、正式に顔合わせするのは、その日が初めてであった。場所は赤坂の『千代新』。田中角栄氏との総裁選に敗れて以来、何か元 […]
虚業家宣言(52):人騒がせなクレイ(2)
2016年10月20日
人騒がせなクレイ(2) 「オレはグレイテスト・アリだ。ファースト・クラス以外は乗ったことがない」 ホトホト困ってしまった。 こうなれば、パンナムのファースト・クラスにすでに坐っている客のうち四人に降りてもらうほかないでは […]