家畜人ヤプー_japonisme
康芳夫、三島由紀夫を語る(6)

昭和四十四年 『ぜひ、あれを見つけ給え。あれこそは戦後最大の傑作だよ。マゾヒズムの極致を描いたまったく恐ろしい小説だ。出版する価値のある本だ』 そう三島由紀夫は小生に熱を込めて家畜人ヤプーの内容を語りつづけた。 康芳夫、 […]

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奇書「家畜人ヤプー」覆面作家はどちら?・・・読売新聞(昭和57年(1982年)10月2日)

「家畜人ヤプー」の覆面作家については、これまで新潮社の天野さんではないかという見方が強かった 「家畜人ヤプー」の覆面作家については、これまで新潮社の天野さんではないかという見方が強かったが、天野さんが沈黙を守っていたため […]

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家畜人ヤプー_japonisme
康芳夫、三島由紀夫を語る(4)

昭和四十四年 『ぜひ、あれを見つけ給え。あれこそは戦後最大の傑作だよ。マゾヒズムの極致を描いたまったく恐ろしい小説だ。出版する価値のある本だ』 そう三島由紀夫は小生に熱を込めて家畜人ヤプーの内容を語りつづけた。 康芳夫、 […]

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家畜人ヤプー_japonisme
「家畜人ヤプー」贓物譚(ぞうぶつたん)・・・『潮』昭和58年(1983年)1月号より(連載20)

森下君の根拠の曖昧さ・・・・・・(5) 私の代理人卑下意識からする沼正三本人実在の擬制化が森下君の錯覚と競合し、虚構ながら独り歩きを始めて、見当違いのK氏に累を及ぼした。それが今回の事件である。K氏は否定し、私が名乗った […]

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もうひとつの家畜人ヤプーの世界!!家畜人ヤプーの館の時代背景

家畜人ヤプーの館の時代背景(3)もうひとつの家畜人ヤプーの世界!!日本初の高級SMクラブ『家畜人ヤプーの館』(連載4) 一方、プロ野球界においては、一九七〇年に黒い霧事件と言われる野球賭博に関与したとして、有名選手が永久 […]

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暗黒星雲の彼方に:高橋源一郎・・・その2

暗黒星雲の彼方に:高橋源一郎・・・その2 タブーと『良心』について明快で決定的なことをいったのはフロイトである。 《では『良心』とは何であろうか。言葉が証明するところによると、それは人がもっとも確実に知っていることの一つ […]

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