家畜人ヤプー_japonisme
奇書めぐる謎、一応の区切り・天野さん死去「ヤプー」作者も消える

奇書めぐる謎、一応の区切り・天野さん死去「ヤプー」作者も消える(京都新聞(2008年(平成20年)12月23日 火曜日) 十一月三十日、著述家の天野哲夫さんが肺炎のため八十二歳で死去した。天野さんと因縁深いのが「戦後最大 […]

続きを読む
家畜人ヤプー_japonisme
風俗奇譚(昭和45年7月臨時増刊号)小説 沼正三【著:嵐山光三郎】:連載4 魔の五千円札

風俗奇譚 昭和45年7月臨時増刊号より 魔の五千円札 校正という仕事は、実に苦痛のともなう作業である。豊富な言語知識と、細心の注意が要求される。精神を、文章のすみずみに集中していないと、すぐに見おとしてしまう。 普通、一 […]

続きを読む
家畜人ヤプー_japonisme
『諸君!』昭和57年(1982年)12月号:「家畜人ヤプー」事件 第二弾!倉田卓次判事への公開質問状:森下小太郎(連載23)

代理人の語学力は? 天野氏が『奇譚クラブ』に黒田史朗の筆名で登場し始めたのは、やっと三十三年以降のことである。つまり、それ以前は同誌の読者にすぎず、寄稿家ではなかったのだ。 その天野氏が、判事補の倉田氏と、どこでどうやっ […]

続きを読む
家畜人ヤプー_japonisme
『諸君!』昭和57年(1982年)11月号:衝撃の新事実!三島由紀夫が絶賛した戦後の一大奇書『家畜人ヤプー』の覆面作家は東京高裁・倉田卓次判事:森下小太郎(連載5)

『諸君!』昭和57年(1982年)11月号より 一睡もせずに原書を読む ところで、彼には、私の家を訪ねるべきもう一つの理由があった。 『Weiberherrschaftパイパーヘルシャフト』(邦題『女天下』)というドイツ […]

続きを読む
家畜人ヤプー_japonisme
康芳夫、三島由紀夫を語る(7)

昭和四十四年 『ぜひ、あれを見つけ給え。あれこそは戦後最大の傑作だよ。マゾヒズムの極致を描いたまったく恐ろしい小説だ。出版する価値のある本だ』 そう三島由紀夫は小生に熱を込めて家畜人ヤプーの内容を語りつづけた。 康芳夫、 […]

続きを読む
家畜人ヤプー_japonisme
「家畜人ヤプー」贓物譚(ぞうぶつたん)・・・『潮』昭和58年(1983年)1月号より(連載13)

『潮』昭和58年(1983年)1月号 死者の国から呼び戻された幽霊・・・・・・(6) 印税は誰が取り、確定申告はどう処置されたかは、調べればすぐに分る基本的な調査であるはずである。それを、印税が代理人を経てK氏に渡った可 […]

続きを読む