康芳夫とその弟子「テリー伊藤」の始まりはオリバー君の世話係だった・・・3【月刊キング(2007年10月 NO.13 より)】
康芳夫とその弟子「テリー伊藤」の始まりはオリバー君の世話係だった・・・3【月刊キング(2007年10月 NO.13 より)】 人の心に何かを着火する「怪しさ」を持ち続けるのが康さんの凄さだとして、それは天性のものなのか、 […]
虚業家宣言(51):人騒がせなクレイ(1)
人騒がせなクレイ(1) さて、いよいよ本番である。 対戦相手のフォスターが一足先の三月十日に来日。クレイに劣らぬ大口をたたいて、マスコミの目を集中するのに成功した。彼は羽田に着いたとたん、クレイについての記者団の質問に答 […]
『諸君!』昭和57年(1982年)12月号:「家畜人ヤプー」事件 第二弾!倉田卓次判事への公開質問状:森下小太郎(連載25)
上手の手から水が漏れた(2) 1.昭和二十九年から約十年間、私は「沼正三」を名乗る人物と文通を続けた。彼は『家畜人ヤプー』の構想を書き送ってきたこともあれば、私め紹介したドリスなる女性と私を仲介にして手紙をやりとりしたこ […]
戦後最高のSM奇書「家畜人ヤプー」の覆面作家と名指しされた 東京高裁 倉田判事の空しい反論(6):週刊文春(昭和57年 10月14日号)より
エリート・コースの裁判官 あとがきのゲラへの赤入れの字は、矢牧氏の記憶によると、天野氏の字ではなく、『奇譚クラブ』に赤を入れた字と同じであったというのである。 もう一つ。 あとがきといえば、角川文庫のあとがきにも、真の筆 […]
滅亡のシナリオ(24):医学的アプローチによる証明
医学的アプローチによる証明 プロデュース(康芳夫) ノストラダムス(原作) ヒトラー(演出) 川尻徹(著)精神科医 川尻徹 最初に映し出されたのは、右手に犬の首紐を握り、左手でステッキを持ったヒトラーの散歩中の写真だ(写 […]
『勝手にしろ!』---ベンガルのトラの嘆き:東京新聞(昭和52年2月9日)より抜粋
『勝手にしろ!』---ベンガルのトラの嘆き:東京新聞(昭和52年2月9日)より抜粋 康氏の企画した死闘ショーは一月八日付「こちら特報部」でご紹介したように、二月五日ハイチの首都ポルトープランスのサッカー場に二万八千人の観 […]
滅亡のシナリオ(23):ダブル操作の証拠---肖像写真
ダブル操作の証拠---肖像写真 プロデュース(康芳夫) ノストラダムス(原作) ヒトラー(演出) 川尻徹(著)精神科医 川尻徹 「でも、影武者がいたとしても、彼は殺されたわけでしょう?」 「そうだ。最終的には本人の替わり […]
虚業家宣言(50):クレイ中国行きは演出(2)
クレイ中国行きは演出(2) 田 中国についてはどう思いますか。たとえば毛沢東思想など。 クレイ まったく白紙です。毛沢東が何を考え、どんな思想を持っているか、私はそれらについては勉強していないし、なんの予備知識も持ってい […]
『家畜人ヤプー』秘話-沼正三氏の死に際し:康芳夫(談話)・・・6【新潮(2009年2月より)】
『家畜人ヤプー』秘話-沼正三氏の死に際し:康芳夫(談話)・・・6【新潮(2009年2月より)】 渡部直己君が『不敬文学論序説』を書いたとき、「なんで『家畜人ヤプー』を論じなかったんだ」って言ったら、彼はきちんと答えなかっ […]
虚業家宣言(52):人騒がせなクレイ(2)
人騒がせなクレイ(2) 「オレはグレイテスト・アリだ。ファースト・クラス以外は乗ったことがない」 ホトホト困ってしまった。 こうなれば、パンナムのファースト・クラスにすでに坐っている客のうち四人に降りてもらうほかないでは […]