滅亡のシナリオ(34):第一のダブルは異母兄アロイスだった!(1)
第一のダブルは異母兄アロイスだった!(1) プロデュース(康芳夫) ノストラダムス(原作) ヒトラー(演出) 川尻徹(著)精神科医 川尻徹 中田は捻ってしまった。実物のヒトラーの徴である母斑の位置はもとより、強靱な意志を […]
滅亡のシナリオ(36):異母兄アロイスの放蕩の果ての姿(1)
プロデュース(康芳夫) ノストラダムス(原作) ヒトラー(演出) 川尻徹(著)精神科医 川尻徹 異母兄アロイスの放蕩の果ての姿(1) 「いや、よく見てほしい。母斑や顔の輪郭以外にも、実体のアドルフ・ヒトラーであることを証 […]
天皇生前退位問題に関して
天皇生前退位問題に関して ザックリ結論しめくくると、日本会議を中心とする右派も左派リベラルもよってたかって、象徴天皇を「玉」として御利用することしか考えていない。 平成天皇の御退位発言は、天皇が憲法違反批判をあえて御覚悟 […]
虚業家宣言(73):狂乱のステージ(2)
狂乱のステージ(2) 「トームーッー!」 かぶりつきの女の子たちが、いっせいに舞台にかけ寄りハンカチを差し出す。トムは、いちいち、それで汗をふいては、また女性客へ。『愛の誓い』、『ディライラ』の頃になると客席の興奮は極に […]
劇画のようなありえない格闘技試合:虚人のすすめ―無秩序(カオス)を生き抜け (集英社新書)より抜粋
劇画のようなありえない格闘技試合 猪木・アリ戦の直後、私はとんでもない格闘技興行を企てていた。それは一切の誤魔化しなしの空手の達人と虎との真剣勝負である。しかしそれは動物愛護運動に熱心なフランスの大女優、ブリジッド・バル […]
「家畜人ヤプー」贓物譚(ぞうぶつたん)・・・『潮』昭和58年(1983年)1月号より(連載4)
森下君は実は何にも知らないのだ・・・・・・(1) 三十年前、私は肺結核の手術を含めての療養の身であり、稼ぎに困じての手すさびに、まずは手近に、巷の妖しき諸雑誌への投稿為し、幾ばくかの日銭稼ぎを始める。日陰に身を置く市民権 […]
「家畜人ヤプー」贓物譚(ぞうぶつたん)・・・『潮』昭和58年(1983年)1月号より(連載3)
沼正三は私である・・・・・・(3) 私の経歴は漠としてとらえどころがない。曾て一時期、川島芳子とまではいかぬが、満蒙荒蕪の山奥に流れ住んだ青春の一時期は、誰も検索出来得ぬ靉靆(あいたい)たる彼方に霞み去っている。つまり、 […]
滅亡のシナリオ(35):第一のダブルは異母兄アロイスだった!(2)
第一のダブルは異母兄アロイスだった!(2) プロデュース(康芳夫) ノストラダムス(原作) ヒトラー(演出) 川尻徹(著)精神科医 川尻徹 ここで博士は、まだはっきり呑みこめない中田のために、手元の紙片にヒトラーの家系図 […]
虚業家宣言(72):第六章 トム・ジョーンズ
第六章 トム・ジョーンズ 狂乱のステージ(1) 昭和四十八年二月十八日、夜七時五十分。超満員の大阪フェスティバルホールが一瞬、水を打ったようにシーンとなった。八割を越える女性客の視線が何かを求めるような期待感でステージの […]
虚業家宣言(74):狂乱のステージ(3)
狂乱のステージ(3) ガードマンの制止も聞かばこそ、スカートのまくれ上がるのも気にせずに舞台上に十五、六人の女性が上がりこみ、トムめがけて突進。そこで、また、 「プリーズ・キス・ミー」 いちいち応えるトム。 今までの日本 […]