写真：週刊SPA！2000年6月7日号掲載記事より抜粋
月蝕歌劇団 舞台『家畜人ヤプー』後の宴にて、左から 小生・高取英・大久保鷹
－－－
月蝕歌劇団代表 高取英が平成30年11月26日正午に永眠致しました。
— 月蝕歌劇団 (@gessyokukageki) November 29, 2018
葬儀は本人の希望により親近者のみにて相営まれました。
ここに生前のご厚誼を深謝し謹んでご通知申し上げます。
月蝕歌劇団
なお、公演に関しまして、
— 月蝕歌劇団 (@gessyokukageki) November 29, 2018
12月11.12.13日「五辨の椿（ごべんのつばき）」5.16.17日「ドグラ・マグラ」
は予定通り上演致します。
また後日、高取英を偲ぶ会を予定しております。
－－－
タカトリエイ、お前さん本当に逝ってしまったのか
タカトリエイ、お前さん本当に逝ってしまったのか。
こりゃほとんどブラック・ジョークだ。
ここしばらく君に送るメールの頭には
「君、死に給わうことなかれ」
だったからな。
思い起こせば30年近いつきあい。
往時縹渺そのものだ。
なんといってもクライマックスは、約20年前『家畜人ヤプー』上演。
寺山、唐、にせがまれても渡さなかった上演権を君にだけどうして渡したのか、この俺にもナゾだよ。
君一流の関西風ユルキャラ押しの一手にはめられたということかな。
タカトリエイ・アングラ演劇界の私生児的帝王。安らかに眠れ。
近いうちに涅槃の地で会おう。
いい酒と女をたっぷり用意しておいてくれ。
哀別
康芳夫
