虚人魁人 康芳夫 国際暗黒プロデューサーの自伝/康芳夫(著)より
助監督のアルバイト(1)
いまでも、この年の五月祭は東大の同窓生たちと会うごとに新鮮な思い出としてよみがえってくる。また、これほど大学中や社会をにぎわせた大学祭は、それまでもその後もなかったと自負しているし、同窓生諸君も異口同音になつかしんでくれている。
これは余談だが、私が卒業した後、亀井静香の「犬殺し事件」というのが東大で起こった。これは、数年後の教養学部「駒場祭」の、焼き鳥の模擬店で、彼がキャンパスをうろついていた「野良犬」「飼い犬」を殺して焼いて売ってしまった、という事件だ。
これが食肉管理法か何かで問題になって彼は停学処分を受けてしまった。これも当時、「大学祭で東大生が犬を殺して食った」と、とても話題になった事件だ。飼い主も大学まで追いかけてきてそれは大変だったらしい。私の後で有名になった大学祭はこの事件ぐらいだろう。こんなことも含めて亀井静香は大学時代から有名人だったのだ。
・・・次号更新【『虚人魁人 康芳夫 国際暗黒プロデューサーの自伝』 official HP ヴァージョン】に続く
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「兄貴、康さんを知っておられるでしょう」
— 康芳夫(国際暗黒プロデューサー) (@kyojinkouyoshio) February 5, 2019
私の依然の舎弟で、今出も渡世に励んでいる男が、ホテルの宴会場の人混みの中を縫うようにして近づいてくると、そう訊いたのは、昭和六十一年の晩秋のことだった。 #安部譲二https://t.co/MrRN1lp0VG 与太高から東大、そして呼び屋へ #康芳夫 #東大
#東大 五月祭 小生が五月祭委員長をした時代を 東京大学新聞 がインタビューhttps://t.co/1Ru35dPqL2 #康芳夫 pic.twitter.com/qaO2rqlMcN
— 康芳夫(国際暗黒プロデューサー) (@kyojinkouyoshio) July 13, 2018
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