康芳夫_philosophy
虚業家宣言(159):虚業商法十カ条:第九条『マスコミこそ最高の味方』(2)

虚業商法十カ条:第九条『マスコミこそ最高の味方』(2) もう一つ、昭和八年、新聞にこんな記事が出たことがある。 《焼きも焼いたり三十六貫。この価がなんと四万八千円(当時米一石が二十一円)。焼いたのは真珠王・御木本老人》 […]

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虚業家宣言(172):『あとがき』(1)

『あとがき』(1) 私は自分の過去を振り返らないことを唯一の主義にしている男である。私の眼は常に、前へ前へ、先へ先へと向いている。すでに終わったことをクヨクヨと考えていても、生産的なことは何もないではないか。 そんな私が […]

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虚業家宣言(100):糸山英太郎のこと(2)

糸山英太郎のこと(2) 糸山クンは私と違い、「音楽は大衆のためにこそある」と言って、切符は最高二千八百円という考えられないような安値で売り出し、六万枚売りさばいていた。 ところが、一月四日に前売券の発売を開始し、その出足 […]

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虚業家宣言(26):『家畜人ヤプー』の発見

『家畜人ヤプー』の発見 地球紀元三九七〇年の地球、そこは白人貴族を頂点にいただく白人帝国だった。黒人は奴隷、そして黄色人種である日本人は、知性の高いことを認められながら『ヤプー』の名で呼ばれる”知性猿猴(シミアス・サピエ […]

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虚業家宣言(25):出版妨害を企てた松下幸之助

出版妨害を企てた松下幸之助 出版をやろうと決意したとき、私の腹には一つのプランがあった。どうせやるなら大きいとをやろう。といって、『創魂出版』そのものは、小も小、吹けば飛ぶような存在でしかない。 どうするか。 大きな相手 […]

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虚業家宣言(35):”師匠”神彰がライバルとして出現

”師匠”神彰がライバルとして出現 それから、私のお百度詣りが始まった。 毎朝、目が覚めると私はハーバートの事務所に出かけていく。実弾を装填したガードマンの間を通るのは何度やってもイヤなものだった。 私は、ハーバートにある […]

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