東大構内をチャイニーズ・ドレスで闊歩(1)

虚業家宣言:康芳夫

大学は、三十二年に一度横浜国大へ入ったが、翌年東大に入り直した。教育学部の教育哲学科である。現在、私をかなりよく知っている連中でも、私が東大を出ているということを疑っているむきは少なくないようだが、まあ、お疑いなら、お手数でも東大の教務課にでも行って記録を調べていただく以外にあるまい。

私にとっては東大を出ていようがいまいが、そんなことは問題ではない。少なくとも、あの時代に、私が東大にいて、東大の学生で私のことを知らない奴はいなかった、それで十分だ。

私がニセ学生ではないかという説はその頃からあった。なにしろ、今なら何の不思議もなかろうが、当時まだ詰襟の学生が多かったキャンパスを、真っ赤なチャイニーズ・ドレスを着てのし歩いていたのだから、誰だって、これが学生だとは思えなかったろう。

・・・・・・次号更新【東大構内をチャイニーズ・ドレスで闊歩(2)】に続く

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『虚実皮膜の狭間=ネットの世界で「康芳夫」ノールール(Free!)』真の虚業家の使命は何よりも時代に風穴を開け、閉塞的状況を束の間でもひっくり返して見せることである。「国際暗黒プロデューサー」、「神をも呼ぶ男」、「虚業家」といった呼び名すら弄ぶ”怪人”『康芳夫』発行メールマガジン。・・・配信内容:『康芳夫の仕掛けごと(裏と表),他の追従を許さない社会時評、人生相談、人生論などを展開,そして・・・』・・・小生 ほえまくっているが狂犬ではないので御心配なく 。

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