虎と空手武道家の死闘ショー(3):国士舘師範山元守
虎と空手武道家の死闘ショー(3):国士舘師範山元守 私が忘年会の会場に出向くと、両側にいかにも凶暴そうな顔と体格をした連中が二◯人ずつまっ黒の詰襟を着て整列している。その間を歩くと「オッス!」といっせいにドスのきいた声が […]
アミン大統領(11):内戦、そしてアミンの追放
アミン大統領(11):内戦、そしてアミンの追放 その頃、新宿のバーで会った友人の漫画家、赤塚不二夫は私に向かってしんみりとこう言った。「でもね、康さん、この企画は実現しなくてよかったんですよ。もしこんな奇想天外で誰も発想 […]
家畜人ヤプー【ポーリンの巻】より
装幀・画:奥村靫正 故三島由紀夫が発掘、澁澤龍彦と共に激賞し、初版刊行以来、眩惑と官能の絢爛たる言葉の森が立ち騒ぐ不滅の魅力を発散し続けるマゾヒズム文学の最高峰。 愛と幻想の極北から打ち震える快楽の蜜(ことば)が滴り落ち […]
虚人奇談会 vol.7(ゲスト: 島地勝彦(編集者・実業家・作家))
島地勝彦(編集者・実業家・作家) 島地勝彦 大兄 貴兄との交流も貴兄 集英社入社直後だからおよそ五十年近くになったな。 あっという間もあればこそだ。 それにしても貴兄との間にはいろいろありすぎたね。 あらためて思うよ貴兄 […]
『虚人魁人 康芳夫 国際暗黒プロデューサーの自伝』(23):懸賞論文に入賞・・・2
虚人魁人 康芳夫 国際暗黒プロデューサーの自伝/康芳夫(著)より 懸賞論文に入賞(2) 私の「応募論文」は、みごと入賞した。立命館大学から学校に通知が来て、末川博学長のサイン入りのペンを朝礼で全校生徒の前で授与されたのだ […]
『虚人魁人 康芳夫 国際暗黒プロデューサーの自伝』(21):ガラクタの生命力・武者小路実篤に会いに行く・・・3
虚人魁人 康芳夫 国際暗黒プロデューサーの自伝/康芳夫(著)より ガラクタの生命力・武者小路実篤に会いに行く(3) 私は、その頃から何事にもものおじしない性格だった。それまでのさまざまな経験がそうさせるのか、生まれ持った […]
不透明な時代はブランドで戦え:虚人のすすめ―無秩序(カオス)を生き抜け (集英社新書)より抜粋
一寸先は闇、の不安きわまりない世界。まさに一発勝負、大金を握ってディーラーと向かいあうような緊張感、体を張って生き残る独特の世界こそ「呼び屋」の醍醐味。 不透明な時代はブランドで戦え:虚人のすすめ―無秩序(カオス)を生き […]
『虚人魁人 康芳夫 国際暗黒プロデューサーの自伝』(24):精神医学にひかれる・・・1
虚人魁人 康芳夫 国際暗黒プロデューサーの自伝/康芳夫(著)より 精神医学にひかれる(1) 実は、この頃、私は学校というものを冷静に分析していた。学校教育なんて本来、まったくつまらないものである。しかも、当時の海城はレベ […]
知識人は香具師である:虚人のすすめ―無秩序(カオス)を生き抜け (集英社新書)より抜粋
真贋に挑む男 康芳夫:STUDIO VOICE JULY 1987 VOL.139 知識人は香具師である 多くの人生論が答えを安易に示すのに対し、答えよりもむしろ考える過程を大事にするのが、思想や哲学といったものだろう。 […]
アミン大統領(12):内戦、そしてアミンの追放
アミン大統領(12):内戦、そしてアミンの追放 しかし当時、三◯代半ばでネッシー、オリバーとそれまでの呼び屋とは異次元の新境地を切り開いた、と自負する私はあきらめきれなかった。むろんいまでも心残りな企画として、この試合が […]