家畜人ヤプー_japonisme
『諸君!』昭和58年(1983年)2月号:「家畜人ヤプー」事件 第三弾!沼正三からの手紙:森下小太郎(連載37)

”向う側の世界”・・・・・・(1) ある裁判関係者から、こんな話を聞いたこともある。 「彼がまだ判事補時代、ミルク缶のラベルの文字にミスを発見しましてね。たしかドイツ語だったと思うんだけど、そいつをその乳業メーカーの本社 […]

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『諸君!』昭和57年(1982年)12月号:「家畜人ヤプー」事件 第二弾!倉田卓次判事への公開質問状:森下小太郎(連載21)

灰になったナマ原稿 まず、天野氏が「沼正三」ではあり得ないことを示しておこう。 『家畜人ヤプー』の単行本を刊行した矢牧一宏氏(都市出版社社長=当時)から、次のような話を聞かされたことがある。 雑誌に連載された物を単行本に […]

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『諸君!』昭和57年(1982年)11月号:衝撃の新事実!三島由紀夫が絶賛した戦後の一大奇書『家畜人ヤプー』の覆面作家は東京高裁・倉田卓次判事:森下小太郎(連載7)

『諸君!』昭和57年(1982年)11月号より 「天野=沼」という嘘 四十五年四月某日、銀座並木通りのミ二・クラブ『レッド・ミナーレ』で『ヤプー』の出版記念会が開かれた。いや、出版記念会というよりは、世間を驚かせて商売す […]

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『諸君!』昭和57年(1982年)11月号:衝撃の新事実!三島由紀夫が絶賛した戦後の一大奇書『家畜人ヤプー』の覆面作家は東京高裁・倉田卓次判事:森下小太郎(連載9)

『諸君!』昭和57年(1982年)11月号より 「沼正三」を演技する もう一つの証拠---これは、あとで矢牧氏から聞いた話だが、私と矢牧氏の電話でのやりとりのあと、天野氏のあわてようは尋常のものではなかったらしい。 私か […]

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『諸君!』昭和57年(1982年)11月号:衝撃の新事実!三島由紀夫が絶賛した戦後の一大奇書『家畜人ヤプー』の覆面作家は東京高裁・倉田卓次判事:森下小太郎(連載10)

『諸君!』昭和57年(1982年)11月号より サドマゾと言いづらかった時代 私は一度、天野氏に忠告したことがある。 「お前さん、いいかげんに”沼正三”の名前を使うのやめろよ。あんたには物書きの力がないわけじゃないんだか […]

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「家畜人ヤプー」贓物譚(ぞうぶつたん)・・・『潮』昭和58年(1983年)1月号より(連載18)

森下君の根拠の曖昧さ・・・・・・(3) 康芳夫氏は、堤君とは学友であり、私よりも長い付合いである。その彼が、『ヤプー』に関しては、終始変らず私の代行者として一貫して一体の関係にある。なるほど、康氏は「千三つ屋」という、千 […]

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