『諸君!』昭和57年(1982年)11月号:衝撃の新事実!三島由紀夫が絶賛した戦後の一大奇書『家畜人ヤプー』の覆面作家は東京高裁・倉田卓次判事:森下小太郎(連載12)
2016年5月12日
『諸君!』昭和57年(1982年)11月号より ドイツからの手紙 私は早速、私の顧問弁護士に訊いてみた。 「倉田という判事をご存じですか」 「倉田卓次さんなら有名ですよ。『民事交通訴訟の課題』という本を書いていて、こいつ […]
『諸君!』昭和57年(1982年)11月号:衝撃の新事実!三島由紀夫が絶賛した戦後の一大奇書『家畜人ヤプー』の覆面作家は東京高裁・倉田卓次判事:森下小太郎(連載13)
2016年5月20日
『諸君!』昭和57年(1982年)11月号より さまざまな暗号 ---性研究家の高橋鐡氏から、こんな話を きいたことがある。 「”沼”というのは、ドイツ語で”女性器”を意味する言葉なのです」 すると「正三」にもなんらかの […]
『諸君!』昭和58年(1983年)2月号:「家畜人ヤプー」事件 第三弾!沼正三からの手紙:森下小太郎(連載34)
2017年1月25日
『ヤプー』の下敷き(2) <手帖九十六項以下の内容は、 九十六 「マゾッホの汚物趣味」 九十七 「三者関係」、これは、分り易くいえば、男と女と二人で一人のマゾ男を弄る関係。「ヴィナスの重石」「二百字讃歌」のいずれも好例で […]
「家畜人ヤプー」贓物譚(ぞうぶつたん)・・・『潮』昭和58年(1983年)1月号より(連載16)
2017年6月28日
森下君の根拠の曖昧さ・・・・・・(1) 天野は、勤務先の「原稿用紙を使っていた」この指摘だけは耳痛い。時期的な矛盾点は右の如くで何程のこともないが、私用に、多少であれ、公用のものを私したことは、言い訳が立たない。渇しても […]
「家畜人ヤプー」贓物譚(ぞうぶつたん)・・・『潮』昭和58年(1983年)1月号より(連載3)
2017年4月6日
沼正三は私である・・・・・・(3) 私の経歴は漠としてとらえどころがない。曾て一時期、川島芳子とまではいかぬが、満蒙荒蕪の山奥に流れ住んだ青春の一時期は、誰も検索出来得ぬ靉靆(あいたい)たる彼方に霞み去っている。つまり、 […]
「家畜人ヤプー」贓物譚(ぞうぶつたん)・・・『潮』昭和58年(1983年)1月号より(連載11)
2017年6月6日
死者の国から呼び戻された幽霊・・・・・・(4) 矢牧君の賭けは成功した。矢牧君と再びコンビを組んだ康芳夫氏のバブリシティも与ってトゥ・ゲット・パブリシティ、『家畜人ヤプー』は思わぬブームを呼んだ。当時の千円の定価は高い。 […]