糸山英太郎のこと（2）
糸山クンは私と違い、「音楽は大衆のためにこそある」と言って、切符は最高二千八百円という考えられないような安値で売り出し、六万枚売りさばいていた。
ところが、一月四日に前売券の発売を開始し、その出足の良さに安心し切っていたところへ、一月七日の『朝日新聞』が、スクープをやってのけた。
《東京で公演予定のローリング・ストーンズ−−−ーリーダーの入国拒否−−−法務省》
要するに、ローリング・ストーンズの入国問題について法務省入国管理局が、バンドリーダーのミック・ジャガーの入国は認められないと発表したというのである。
理由は、”個人のプライバシーに係る”として明らかにされていなかったが、一九七◯年、ミック・ジャガーが、大麻不法所持で逮捕され、二百五十ポンドの罰金を受けたのが原因であることは明らかだった。
・・・・・・次号更新【糸山英太郎のこと（3）】に続く
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真の虚業家の使命は何よりも時代に風穴を開け、閉塞的状況を束の間でもひっくり返して見せることである。「国際暗黒プロデューサー」、「神をも呼ぶ男」、「虚業家」といった呼び名すら弄ぶ”怪人”『康芳夫』発行メールマガジン。・・・配信内容：『康芳夫の仕掛けごと（裏と表），他の追従を許さない社会時評、人生相談、人生論などを展開，そして・・・』・・・小生 ほえまくっているが狂犬ではないので御心配なく 。
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