最強対談:沼正三 VS 団鬼六(STUDIO VOICE Vol.267 MARCH 1998より)
最強対談:沼正三 VS 団鬼六 スーパーバイザー・沼正三全権プロデューサー / 康芳夫・・・5
団 僕の知ってるSの女性がね、男3人飼ってるんですよ。その3人を犬のように飼育してるんですけどね、その3人はどうしてヤキモチ妬かないかと僕思うんです。3人を女王様が飼育してるわけよ。「お前よくやったな」って可愛がるんです、犬みたいに。「お前よしよしこっち来い」って、他の男無視して。あれは自分の女王様に無視されたというヤキモチに快感を感じているのか、ボーッという顔してんの。
沼 それはヤキモチを妬くんでしょうけど、そこがやっぱりマゾ道といえるものがあるとすると修行の一つとして(笑)しっかり寺のお坊さんのように我慢してるんではないでしょうかね。
団 そうだねえ。
沼 やっぱり無視されているということ程の酷い虐待はありませんからね。
団 うーん。僕の場合は女の子を3人ほど縛ってやった時、やっぱ美人の人を相手にしちゃって、ブスの方は手つけないですから。すつとプーッと膨れるわけですよ(笑)。
康 んっふっふっふっふ。
団 やっぱりある意味SMプレイは似てますよ。SもMも。言葉でいたぶるんですよ、女も。実際暴言発してですね、相手のプライドを傷つけると。それで興奮してくる奴もいて、逆に反発してくる奴もいる。前に六本木界隈でね、もう忘れられてると思いますけどね、大分昔ですから。沼さんが突然そこにいた女の子のハイヒールにビール入れて飲んで(笑)。それで女の子が帰りに替わりの靴を買って貰ったってね、喜んでた。あの靴とかラバーとかね、ああいうのはどういうような感じなんですか。
沼 いやー、ほんとにいいですね。
団 いいですか。
沼 まあ、だからフェティシズムと一体のもんですよね、一種の信仰感覚とも似てるような、宗教のようなものですよ。
・・・次回更新に続く
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詳細は Modern Freaks Inc. Presents『家畜人ヤプー倶楽部』 vol.3 Executive Producer 康芳夫
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