虚業商法十カ条:第八条『勝負には常に勝て』(1)
「勝者には百人の父親が名乗り出るが、敗者は孤児院に叩き込まれる」
故ケネディ大統領が、キューバ上陸作戦に失敗したとき、記者団の前で歯を食いしばって吐いた言葉である。
至言であると思う。この世の中、敗者には厳しいが、勝者には必要以上に甘いものなのだ。だから、勝負には常に勝たねばならない。負ける試合なら、初めからしない方が、結局得である。
神さんが最初に倒産したとき、『大西部サーカス』の失敗が、そのきっかけになった事情については前に書いた。それまでの神さんは、戦後最大の、そして戦後史を彩った一代の”呼び屋”として、大勢の取り巻きやら、後援者やらに常にかしずかれていた。有吉佐和子さんとの結婚式など実に華やかなものだった。彼が声をかけさえすれば、一億や二億の金は数時間で集まったものだ。事実、私は神さんの『アート・フレンド』時代、そういう場面を何回か目撃したこともある。
・・・・・・次号更新【虚業商法十カ条:第八条(2)】に続く
※虚業家宣言 康芳夫 虚業家宣言 クレイをKOした毛沢東商法 バックナンバー※
---
『虚実皮膜の狭間=ネットの世界で「康芳夫」ノールール(Free!)』
真の虚業家の使命は何よりも時代に風穴を開け、閉塞的状況を束の間でもひっくり返して見せることである。「国際暗黒プロデューサー」、「神をも呼ぶ男」、「虚業家」といった呼び名すら弄ぶ”怪人”『康芳夫』発行メールマガジン。・・・配信内容:『康芳夫の仕掛けごと(裏と表),他の追従を許さない社会時評、人生相談、人生論などを展開,そして・・・』・・・小生 ほえまくっているが狂犬ではないので御心配なく 。
---