虚人魁人 康芳夫 国際暗黒プロデューサーの自伝/康芳夫(著)より
風雲児・神彰(3)
数日後、日本橋にあった神の会社「アートフレンドアソシエーション」に私は向かった。彼は社長室で私を迎えてくれた。おだやかな仕草の中にも眼光が鋭く、「なかなかすごみのある男だな。世の中にはいろんなやつがいるな」というのがはじめて会った神彰の印象だった。彼は「君はあまり人間的に協調性がないようだと石原君から聞いているが、この世界それも必要なんだよ。君が想像するより呼び屋の仕事は大変だよ」などととおりいっぺんのことを話した後に「それじゃ、私のところにいらっしゃい」と最後に言ってくれた。
この瞬間、「呼び屋」としての康芳夫が誕生したのだった。
・・・次号更新【『虚人魁人 康芳夫 国際暗黒プロデューサーの自伝』 official HP ヴァージョン】に続く
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「兄貴、康さんを知っておられるでしょう」
— 康芳夫(国際暗黒プロデューサー) (@kyojinkouyoshio) February 5, 2019
私の依然の舎弟で、今出も渡世に励んでいる男が、ホテルの宴会場の人混みの中を縫うようにして近づいてくると、そう訊いたのは、昭和六十一年の晩秋のことだった。 #安部譲二https://t.co/MrRN1lp0VG 与太高から東大、そして呼び屋へ #康芳夫 #東大
オリバー様ご一行七月ご来日:ギャラ1日300万円 初外遊 警戒も元首並みで
— 康芳夫(国際暗黒プロデューサー) (@kyojinkouyoshio) February 25, 2019
荒木飛呂彦君が、小生の生涯を劇画にしている https://t.co/cmea02BUHp #康芳夫
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