虚業家宣言:康芳夫

執拗な朝日の批判(2)

そこへ、あの朝日の”キャンペーン”である。さすがに朝日の影響力というのはバカにならない。ほぼ決まりかけていたスポンサーの何人かは、動揺した。少なくとも名前は出さないでくれと言い出した社が三社あった。

それもムリはない。たとえばSONYがスポンサーの一人だったとする。ネッシー探検隊に対する反感は、そのままSONY製品への反感にすり変わってしまう恐れがあるのだ。そんなところへ、自分の名を出したがる者はいまい。金も出すのをやめると言われなかったのがめっけものである。

朝日による邪魔が入ったものの、結局、最終的にはなんとか目標額を集めるのに私は成功した。

石原慎太郎さんは言った。

「日本の大企業も、そういう夢みたいなことに金を出すだけの余裕ができてきたということはいいことだよ」

そのとおりだと思う。

私は日本の経済の過剰流動性の最もブヨブヨした部分の金を引き出すことに、まんまと成功したのだ。

・・・・・・次号更新【いよいよ訓練開始】に続く

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『虚実皮膜の狭間=ネットの世界で「康芳夫」ノールール(Free!)』

真の虚業家の使命は何よりも時代に風穴を開け、閉塞的状況を束の間でもひっくり返して見せることである。「国際暗黒プロデューサー」、「神をも呼ぶ男」、「虚業家」といった呼び名すら弄ぶ”怪人”『康芳夫』発行メールマガジン。・・・配信内容:『康芳夫の仕掛けごと(裏と表),他の追従を許さない社会時評、人生相談、人生論などを展開,そして・・・』・・・小生 ほえまくっているが狂犬ではないので御心配なく 。

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